きょうの朝日新聞は、いってみれば「規制法改革案」祭り。自民党が提出し、衆院を通過した「規制法改革案」関連の記事が第1面、第2面を大きく占めている。記事を貫いているのは、この改革案が「抜け穴」だらけで、「改革」とは名ばかり、この問題に対する自民党の後ろ向きの姿勢が際立っているとの見立てである。私が今、問題にしたいのは、この改正案を提出することにより、岸田首相がとろうとしている政権延命のための「自分中」の姿勢についてである。岸田首相はこの法案を国会で通すことが政権維持の必須要件と考え、そのために公明、維新を取り込みにかかった。取り込むために、両党の要求を丸飲みし、「パー券購入者の公開基準額」を「5万円超」に引き下げるとともに、政策活動費について「10年後の領収書の公開」を盛り込んだ。これらの条件、とりわけ「5...規制法改革案自民党の末路を見た
北陸旅行のPart4です。過去ログはこちら↓北陸旅行Part1 北陸旅行Part2 北陸旅行PART3最終日。金沢を観光して帰宅することにします金沢周遊バスで兼六園に入園券を買うのにも行列入園の案内に65歳以上は無料との表記を発見入園券を買わずに入園、途中で入園券を見せる場所
備忘のために書いておく。きのうは母が入所している有料老人ホームに出かけた。私が住むT市から、車で40分ほどのI市にある。妻が運転する車に乗って出かけた。コロナ禍もあり、母とは長らく会っていなかったが、「もうそろそろかも」と妻が言う。きのうのことである。その老人ホームの看護師さんから妻の携帯に電話があり、「胃ろうの食事が残るようになってきている」と報告を受けたという。母は99歳。生物には寿命というものがある。仕方のないことだ。母もいよいよ、ということなのだろう。母は最近、眠っていることが多く、ほとんどの時間、意思の疎通がとれない状態だということだったが、最後にひと目だけでも、という思いから、私は出かけたのである。母の居室に入ったとき、母はベッドに横になり、身体を丸めて眠っていた。「**さ〜ん、息子さんですよ...母に会いに行く
録画しておいたNHKの番組「バタフライエフェクト安保闘争燃え盛った政治の季節」(6月3日放送)を見た。1950年生まれの私にとって、「60年安保」は伝説上の神話のような出来事だが、この番組を見て、この神話に対する私の印象はがらりと変わり、疑問符の「?」だけが残った。なぜ「?」なのか。日米安全保障条約は1951年、当時の首相・吉田茂が署名した片務条約だった。これによって日本は米軍に基地を提供する義務を負うが、米軍は日本を防衛する義務を負わない。そういう不公平な(占領状態に等しい)状態を是正すべく、当時の首相・岸信介が1960年に結んだのが、(新)安保条約だった。この新条約の締結に対して、全国民を巻き込む激しい反対運動が巻き起こった。それが「60年安保」の政治状況である。今考えてみて、そうした反対運動が巻き起...60年安保とは何だったのか
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